【わかりやすいドローン事情】DJIのAir 3発売!(Air 2Sとの比較も)

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DJIから、2023年7月25日に新型ドローンMavic Air 3が発売されました!

この記事では、Air 3の特徴と今までのモデルとの比較をしていきたいと思います!

その他のモデルの紹介はこちらをご覧ください!

目次

Air 3の特徴

Airシリーズ初2眼カメラ

Air 3の最大の特徴は2眼カメラ、というところでしょう。

Mavicシリーズでは2眼、3眼というカメラを持った機体もありましたが、Airシリーズでは初です。

2眼カメラを搭載することで、「広角+中望遠」という撮影の幅が広がります!

クマ

基本的にドローンの画は広角で撮る感じですが、望遠があると「空中から抜く、寄る」という撮影方法ができます。
本当に映画のような撮り方も可能ですね!

カメラ性能がUP!

2眼になったため、センサーサイズが小さくなっています。そのため、なぜかAir 2Sで撮影可能だった5.4K動画が撮れなくなっています。

クマ

まぁ、フラッグシップモデルであるMavic 3 Proでさえ5.1Kまででしたからね…。Air 2Sが5.4K撮れても誰得なんだ?って感じですが。

ですが、4Kまでなら100fpsのスローモーション撮影も可能になりました。

さらにMiniシリーズではおなじみの縦撮影にも対応!これまた「誰得なんだ?」という縦で2.7Kまでの動画撮影ができます。

カメラのチルト(上下方向)が上方向に60°動くようになったのも地味に便利です。見上げるような画角で撮影できます。

ナイトモードも搭載され、暗い場所での撮影もバッチリです。

全方位障害物検知搭載

Air 2Sで上下・前後だった障害物検知センサーが、全方位(横)障害物検知センサーになりました。

これにより、安全性が向上したことはもちろん、フォーカストラックが進化・アドバンストRTHなど、撮影の幅も広がっています!

飛行時間が伸びた

Air 2Sでは31分だった飛行時間が46分にまで伸びました!

クマ

わかりやすいメリットですね。

運動性能が向上した

Air 2Sより一回り大きくなって、重さも595g→720gに増えていますが、運動性能は向上しています!

最大上昇・下降速度が6m/s→10m/sに、水平方向の最大飛行速度が19m/s→21m/sに向上しています。

クマ

この運動性能はMavicシリーズと比較しても最高レベルです!

その他細かい機能アップが嬉しい!

  • Active Track 5.0:Air 2Sでは4.0だったが、5.0に順当進化。より遠くから安定した追跡、撮影が可能に。
  • ウェイポイント飛行飛行ルートを指定して、何度でも同じルートを自動で飛ばすことができる機能がついた。「時間差で同じ場所を撮影」など、映像の表現方法が増える。
  • アドバンストRTH(リターントゥホーム):ホームポイント(飛ばした出発地点)に自動で帰ってくる機能。全方位障害物検知センサーがあるので安心して発動できる。Mini 3 ProでもスマートRTH(自分で帰ってきて欲しいときに発動するRTH)、ローバッテリーRTH(バッテリーが少ないときに発動するRTH)、フェールセーフRTH(送信機からの信号をロストして機体の操作ができなくなったときに発動するRTH)などがあったが、正直、センサーが全方位でないため危なくて万が一を考えると発動できなかった。少なくとも私は。

最後に過去の機体との比較

クマ

最後にAir 2Sと最新ドローンMini 4 Proとの違いを表にまとめておきたいと思います。

Air 3Air 2SMini 4 Pro
重さ720g595g249g
内蔵リモートID
最大飛行時間46分31分34分
45分(インテリジェントフライトバッテリーPlus)
カメラ(イメージセンサー)広角カメラ:
1/1.3インチ CMOS、有効画素数:48 MP

中望遠カメラ:
1/1.3インチ CMOSセンサー、有効画素数:48 MP
1インチ CMOS、
有効画素数:20 MP
1/1.3インチ CMOS、
有効画素数:48 MP
カメラ(絞り・焦点距離)広角カメラ:f/1.7・24mm

中望遠カメラ:f/2.8・70mm
f/2.8・22mmf/1.7・24mm
動画解像度広角カメラ:
4K:3840×2160
@24/25/30/48/50/60/100fps
2.7K縦向き撮影:1512×2688
@24/25/30/48/50/60fps

中望遠カメラ:
4K:3840×2160
@24/25/30/48/50/60/100fps
2.7K縦向き撮影:1512×2688
@24/25/30/48/50/60fps
4K:3840×2160
@24/25/30/48/50/60 fps
4K:3840×2160
@24/25/30/48/50/60/100fps
カラーモード広角カメラ
ノーマル:
8-bit 4:2:0 (H.264/H.265)
HLG/D-Log M:
10-bit 4:2:0 (H.265)

中望遠カメラ
ノーマル:
8-bit 4:2:0 (H.264/H.265)
HLG/D-Log M:
10-bit 4:2:0 (H.265)
ノーマル/D-Log M/HLGノーマル:
8-bit 4:2:0 (H.264/H.265)
HLG/D-Log M:
10-bit 4:2:0 (H.265)
センサー全方位(前/後/上/下/横)前/後/上/下全方位(前/後/上/下/横)
その他撮影機能縦向き撮影/フォーカストラック/クイックショット・マスターショット/ハイパーラプスクイックショット・マスターショット/フォーカストラック/ハイパーラプス縦向き撮影/フォーカストラック(ActiveTrack 360°を含む)/クイックショット・マスターショット/ハイパーラプス
クマ

望遠や縦型などカメラ性能の向上、全方位障害物検知センサーによる撮影方法の幅が広がったこと、長い飛行時間と運動性能の向上で、より動画撮影に特化した仕様になっています!

まとめ

DJIの最新ドローンAir 3と今までのモデルとの比較でした。

クマ

ズーム、縦型撮影、自動撮影、全方位障害物検知センサーでMavicシリーズに次ぐ撮影機能・表現が可能なモデルです!
Mavicシリーズより遥かに安い値段で、シネマティックな映像が作成できますね!

クマ

新型ドローン「Mini 4 Pro」の進化も見逃せません!
あわせて、必ず必要になる動画編集ソフトについても要チェックです!

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