こもった声をPremiere Proで修正!!パラメトリックイコライザーの使い方

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今回は音編集シリーズです。

Youtubeでツーリング動画を公開しているのですが、こもったような音になるのが悩みの種でした。

ですが、Premiere Proは音の編集も得意!こもった音も「パラメトリックイコライザー」というエフェクトである程度解消できますので、今回は「パラメトリックイコライザー」の使い方を解説していきます。

「解説は動画見た方が手っ取り早い!」という人はこちらをどうぞ。

目次

こもった音声になる

元も子もないことを言ってしまうと、こもった音声になる場合、マイクの位置や周囲の状況、場合によってはマイク自体を変えた方がいいと思います。

私はもともと、Audio-technicaのピンマイクAT9904を使っていました。

ですが、やはり音声のこもりが気になるので、効果があるかわからなかったのですが、同じくAudio-technicaのピンマイクAT9901に変えました。

このピンマイクに変えることで、劇的に音が変わっています!

クマ

AT9901、コスパもよくてオススメです!比較検証動画も撮っているので、よろしければご覧ください!

ただ、AT9904(以前使っていたピンマイク)の性能自体が悪いというわけではなく、恐らくこのこもり具合は「全指向性」だからではないか、と思われます。

クマ

全指向性のマイクをヘルメットに突っ込んだら、そりゃこもった音になりますよね。

要は私の使用状況が特殊(ツーリング動画だからヘルメット内にピンマイクを装着する)なので、全指向性のマイクはあまり適さなかった、ということですね。

一方、AT9901(新しく買った方)は単一指向性なので、こちらの方がヘルメットの中の音声を撮ったり、外を歩きながら撮ったりするのに向いている、ということですね。

クマ

今はAT9901の方を使っていますが、AT9904も使えそうなので大事にとっています。要は使い方によってマイクも換えましょう、ということですね…。

「パラメトリックイコライザー」で編集してみる

とはいえ、撮影の環境などで「この素材、ちょっと音がこもってるなぁ…」ということもあると思います。

そんなときはエフェクトの「パラメトリックイコライザー」を使って調整していきます。

クマ

ただ、こちらも偉そうに解説するほど難しいものではありません…。

STEP
エフェクトを検索&適用

エフェクトの検索窓で「パラメトリックイコライザー」と検索して、ドラッグ&ドロップで適用させてあげます。

クマ

「オーディオエフェクト」→「フィルターとイコライザー」→「パラメトリックイコライザー」と辿っていってもOKです。

適用したら、その素材を選んで、「エフェクトコントロール」の「パラメトリックイコライザー」にある「編集」をクリックします。

パラメトリックイコライザー3
STEP
調整

音声のこもりは中低音の膨らみすぎが原因、と言われています。

クマ

で、AT9904(以前のピンマイク)で撮った波形を確認してみると…。

パラメトリックイコライザー4
クマ

めっちゃ低音モリモリ…。というか、高音が薄すぎ…。

ということで、低音を下げて、中・高音を持ち上げてみます。各ポイントをグイッと持ち上げたり下げたりするだけです。

パラメトリックイコライザー5

今回はポイントの「L」(一番低音)を下げて、「3」「5」を上げてみました。

パラメトリックイコライザー6

声が抜ける感じが増して、聴きやすくなります。実際に聴きながら調整してみてください!

まとめ

Premier Proで、エフェクト「パラメトリックイコライザー」を使ってこもった音声を修正する方法を解説しました。

音の編集はハッキリ言って難しいです…。正直編集でどうにかしようとするより、マイクにこだわった方が手っ取り早い気がします

クマ

比較動画を見てくれたらわかりますが、マイクによって全然音の録れ方が違います。今では早くマイク換えればよかった、と思ってます。
バイクブログの方でもマイク紹介をしています!
全然音が違いますよ!

思い切ってマイクを換える、というのも検討してみてはいかがでしょうか?

クマ

「PremiereProは便利なんだけど値段がなぁ…」という人や「もっと効率よく編集したいなぁ…」という人はこんな記事も見てみてください!

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