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LightroomとLightroom Classicの違い【分けて考えない!同期が便利すぎる】
LightroomはAdobe社の写真の管理&編集を効率よく行うためのソフトです。
なんか写真管理に便利なソフト「Lightroom」ってのがあるらしいぞ、便利なんだって!調べてみよう!
と言って調べてみると…
ん?LightroomとLightroom Classicってのがあるぞ…。ほとんど同じ名前なのに…何が違うの?
Lightroomには、「Lightroom」(ブログによってはLightroom mobileとかLightroom モバイル版とか書かれるときもある)と「Lightroom Classic」という2つのソフトがあります。「Classic」がついてるかついてないか、だけでわかりにくいんですよね…。このブログでは「Lightroom」を「Lightroom(CC)」と書くことにします。CCはCreative Cloudの略です。
「写真管理と編集を効率よくする」という目的としては同じなのですが、この2つは全然違うソフトなんです。
この記事ではLightroom(CC)とLightroom Classicの違いと、どちらを使えばいいのか?について説明していきます。
Lightroomとは
LightroomとはAdobe社が提供する、写真の管理・レタッチ(修正)を効率よく行うためのソフトです。
Lightroomは「ゴチャゴチャしがちな写真の整理を手間なくできる」「一度に沢山の写真のレタッチができる」「画像を直接編集するわけではないので元の写真の状態にすぐに戻せる」「大量のRAW現像も一発簡単」という、写真難民には夢のような機能をもったソフトです。
他のソフトにはない写真の一元管理能力があるので、プロ・アマ問わず多くの写真家(写真が趣味の人)が愛用しています。
Adobeのフォトプランなら、Lightroom(Lightroom(CC)とLightroom Classic)に超有名画像編集ソフトPhotoshopもついて月額1180円〜!
SNSの投稿などで写真がゴチャついてる人も多いと思います。そんな人も写真整理&修正・加工がメチャクチャはかどるフォトプラン!オススメです!
7日間の無料体験期間もついているので、気になるという方はぜひチェックしてみてください!
Lightroom Classicの基本的な仕組みや使い方はコチラの記事もご覧ください。
Lightroom(CC)とLightroom Classicの違い
イキナリ本題ですが、Lightroom(CC)とLightroom Classicには次のような違いがあります。
Lightroom(CC) | Lightroom Classic | |
---|---|---|
使えるデバイス | iPhone・iPad(iOS)、Android製のスマホ・タブレット、パソコン | パソコンのみ |
写真データの保存先 | Adobeのサービス上のクラウド | ローカルのHDDやSSD |
機能 | 一部の機能が使えない | すべての機能が使える |
よく、「Lightroom(CC)はスマホで手軽に使えるし、一部の機能が使えないから初心者向け。Lightroom Classicはパソコンを使って本格的に写真整理&レタッチをするからプロ向け。」という説明があります。
なるほど…。似たような名前だけど、それぞれなんとなく棲み分けができてる感じがしますね。
ところが、「じゃあどっちがいいかなぁ…」と考えていると勿体ないのです!後ほど詳しく説明します。
ん?どゆこと?機能的に、明らかにどっちが自分の環境に向いてるか、って感じじゃない…。
Lightroomを実際に使ってみてわかったメリット・デメリット
私は写真が趣味で、Youtubeなんかもやっている関係で結構写真を撮ります。
カメラでバシバシ写真を撮るので、写真データを外付けのSSDに移して、普段はLightroom Classicをメインに使って写真整理をしています。
ですが、ふと「Lightroom(CC)ってあんまり使ったことないけど…実際どうなんだろう?」と疑問に思い、最近は結構Lightroom(CC)も使っています。
いや…結構使えるぜ、Lightroom(CC)!
ということで、実際にLightroom(CC)を使ってみてわかったメリット・デメリットについて説明していきます。
Lightroom(CC)のメリット
① お手軽に写真管理ができる
基本的にスマホやタブレットで使うことが前提なのでお手軽に利用できます。
スマホで撮った写真をパッとクラウドに上げて編集したり、アプリから直接写真を撮ればそのままクラウドにアップロードされます。最近はカメラアプリをLightroom(CC)に乗り換えて、直接写真を撮るようにしています。
撮った後の写真管理が超ラクです!
② デバイス間の同期が便利
クラウドを利用するので、デバイス間で同じデータが扱えます。また、クラウドに上げたデータをそのままラインに流したり、インスタに投稿できます。この機能もかなり便利です!
Lightroom(CC)のデメリット
① レタッチ作業はやりにくい
Lightroom Classicと比べると…ですが。スマホやタブレット上ではレタッチはちょっとやりにくいです。パソコンでもLightroom Classicの方がやりやすいです。一括レタッチがやっぱりやりにくい…。
② 重い
編集作業自体はそこまで重くないですが、最近のAdobe製品のウリであるAIを使おうとすると結構重いです。AIをつかった削除ツールなんかはかなりキレイにオブジェクトを消せますが、かなり重い…。
③ 整理しにくい
Lightroom Classicはマウスドラッグ、ショートカット、スプレーなんかを使いながら直感的にガシガシ写真整理ができますが、Lightroom(CC)はそこまで整理のしやすさはありません。特にキーワード周りの機能が弱く、それを補おうとしているAI検索も結果がイマイチな場合があります。
④ 本気で使おうと思ったらクラウドの容量が心配
1TBくらいあれば結構安心できますが、それでもヘビーユーザーだったらちょっと心配です。
とはいえ「クラウド上でレタッチしながらアルバムなんかの機能で写真整理ができる」という使い方ができるので、スマホやタブレットのアプリではかなり使いやすい写真整理アプリですよ。
で?Lightroom(CC)とLightroom Classic、どっちがいいの?
よく「Lightroom(CC)は初心者向けでLightroom Classicはプロ向け」という説明を見かけますが…しばらくLightroomを使ってみて半分正解で半分違うなぁ…と思いました。
どっちがいいか?についてはどのように写真を撮っているのか?によるかなぁという感じで、初心者とかプロとかはあまり関係ない気がします。
スマホでしか写真を撮らない人
スマホでしか写真を撮らない人はLightroom(CC)一択です。
アルバムでの整理や、キーワードをつけておいて後で検索、編集も簡単・AIも使える(重いけど)、編集したものを元に戻せる…など、スマホでただ写真を撮っているだけで整理も編集もしてない、という人にはぜひ試してもらいたいです。
しかも、Lightroom(CC)は無料で使えるんです!もちろん機能制限はありますが、簡単な編集をする、くらいなら十分に使えます。
Lightroom(CC)の機能制限を開放するためには、いくつかの有料プランのうち一つでも契約していればOKです。
Lightroom(CC)の機能制限を開放するプランについてはコチラの記事をご覧ください。
ただ、スマホしか使わないなら、Lightroomのプリセット・修復ブラシ・クラウドストレージに魅力を感じなければ無料でも十分かな、と思います。
ですが、修復ブラシはかなり便利です!クラウドストレージもLightroom(CC)のみの契約なら1TBつきます!スマホの容量を気にせず写真が撮れるのはありがたいです。
写真データがスマホの容量を圧迫する…という人は月額1180円で1TBのクラウドストレージが使える有料版を検討してみるのもアリです。
月1000円ちょっとでスマホの容量を気にせず写真が撮れてレタッチもできるならかなりお得!
カメラを使ってパソコンで写真を管理する
カメラを使って写真を撮ってパソコンで管理するならLightroom Classicがオススメ!別にプロじゃなくてもオススメ!
ちょっと最初は見た目がわかりにくいんですよね…。ただ、このブログでざっくりとでも使い方を勉強すれば写真整理が楽しくなりますよ!
あと、「パソコンならLightroom Classicを使って写真整理だ!」と決めつけてしまうのも勿体ないです!
用途によって使い分ける…というか、Lightroom(CC)とLightroom Classicを切り替えながら効率よく整理・レタッチ・デバイス間の同期をしていくのをオススメします。
というのも、実はLightroom Classic上でLightroom(CC)のデータを扱うことができるんです!
そうなると…
- カメラで写真を撮ってパソコン上のLightroom Classicで整理・レタッチ。
→Lightroom Classicを通してLightroom(CC)のクラウド上に放り込んでおく。スマホやタブレットでも見れるし、ラインやSNSでのシェアもしやすい。 - スマホで写真を撮ってLightroom(CC)のクラウド上に放り込んでおく。簡単なレタッチ&整理ならクラウド上でもできる。
→まとめてレタッチ&整理したくなったらパソコン上のLightroom Classicで作業する。
といった感じで、上手くLightroom(CC)とLightroom Classicを行き来して、それぞれのメリットを活かす方法がオススメです!
スマホ内の写真がゴチャゴチャになっている人は、とりあえずLightroom(CC)のクラウドにあげて整理&レタッチ→本格的に整理したくなったらLightroom Classicに切り替えて整理&レタッチ、という使い方もできますよ!
写真の整理自体をLightroom(CC)やLightroom Classicのようなソフトでしたことがない人は、最初は面倒に思うかもしれません。ですが、スマホとカメラの写真データをLightroomとLightroom Classicでまとめて管理できるのは想像以上に便利ですよ。
Lightroom(CC)とLightroom Classicの違いまとめ
Lightroom(CC)とLightroom Classicの違いについてでした。
正直「スマホで写真を撮ることが多い。でも写真データの整理やレタッチもしたい」という人はLightroom(CC)だけで十分かもしれません。
ですが、逆に「Lightroom Classicで写真整理&レタッチをしてるけど…。Lightroom(CC)は機能も制限されてるし、初心者向けなんでしょ?」と思っている人は、ぜひLightroom(CC)も使ってみてください。
Lightroom Classicでレタッチした写真をLightroomでシェアする、というのはかなり便利ですよ。いちいち書き出さなくても、カメラで撮ってキレイにレタッチした写真を、直接スマホで扱えます。